今思えば、2017年の仮想通貨バブルは凄かったですよね。その時、すっかり仮想通貨の虜になってしまい、勢い余ってラズパイを使ったシステムトレードマシンを開発しました。その時の作品を「みんなのラズパイコンテスト2017」にエントリーしたところ、まぐれで優良賞をいただいたのですが、あれから2年も経ってしまいました。時の流れは早いものです。その時に開発した「ビットコイン オートトレーダー Ver.1.0」がこちら。

一時は日経トレンディネットでも紹介してもらっていたのですが、現在はこちらで掲載いただいているようです。

これはCoincheckのアカウントに預けてあるビットコインを自動で売買して利ざやを稼ぐという仕様のマシーンだったのですが、性能がイマイチだったのと、その後の仮想通貨バブルの崩壊ですっかり埃が被っておりました。

ところが最近、また仮想通貨(暗号資産)への興味が再燃してまいりまして、久々にこのマシーンを復活させ改良することにしました。前回はCoincheckのAPIを使用したものでしたが、今後はアルトコインが豊富なBinance向けのマシーンとして復活させることにしたのです。

…とまぁ、前振りが長くなりましたが、今後、改良したBinance用システムトレーダー機の制作に関する記事を扱っていきたいと思っているのですが、今回の記事では、ひとまずBinanceにアカウントを新規登録してAPIキーを入手するまでのやり方を扱ってみたいと思います。

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目次

  1. Binanceでアカウント開設
    1. アカウント新規登録
    2. 2FA認証の設定の仕方
  2. APIキーを取得しよう!
    1. APIキーの発行

1. Binanceでアカウント開設

1-1. アカウント新規登録

では早速、アカウントを新規登録してみましょう。まずはBinanceにアクセスしてください。以前は日本語に対応していたのですが、いつの頃からか日本語が外されてしまったためBinanceの画面はすべて英語(もしくはその他の言語)となりますが、この記事では画面付きで解説するので、まだアカウントを持っていない方は是非参考にしていただけたらと思います。

※上記のバナーをクリックしてBinanceアカウントを作成してもらうと、あなたの以後のすべての取引の際に発生する取引手数料の10%が、その都度あなたの報酬として受け取れるお得なリンクとなっているので、もしよろしれけば踏んでみてください!この紹介者と新規加入者の両者が得するWin-WinなBinanceの素敵なアフィリエイトシステムについては後日まとめてみたいと思います。

上記のボタンからBinaceにアクセスしてもらうと、下記のような画面が表示されます。

あなたの「Email」と「Password」を入力して登録してみましょう。ちなみに登録者は18歳以上でなければなりません。18歳以上で登録資格があるなら、忘れずにチェックボックスもクリックしてください。

今度はこのような画面となりますが、スライダーもしくはパズルを直接ドラッグしてパズルを完成させましょう。Binaceはログインの際にも毎回この画面となります。

パズルを完成させると認証メールが送信されます。そのメールには6桁の認証コードが記されていますが、受信したらその番号を上記の画面で入力します。以上でアカウントの新規登録は完了です。簡単ですね。

1-2. 2FA認証の設定

アカウント作成は以上のように簡単でしたが、次いで、セキュリティーを強化するために2FA(2ファクタ)認証の設定を行います。メールで認証コードが都度送られてくるSMS認証も可能ですが、スマホユーザーなら「Google Authenticator」での認証が一般的ですので、今回はそちらの方法を解説します。

左側の「Google Authenticator」をクリックしてください。

「Google Authenticator」をお持ちでないなら、リンクをクリックするか、お使いのスマホのAppストアで「Google Authenticator」と入力して検索してみてください。見つけられたらスマホにインストールしてみましょう。

スマホに「Google Authenticator」をインストールしたら、アプリ画面内の「+」をタップして「バーコードでスキャン」をタップします。するとカメラの撮影画面になるので、上記の画面のQRコードを撮影してみてください。撮影すると6桁の認証コードがアプリ画面に表示されます。

次のステップは認証キーのバックアップ作業です。この画面に表示されている認証キーは必ず控えておいてください。スマホを機種変した時に「Google Authenticator」を再設定することになりますが、その際にこの認証キーが必要となります。先ほどのQR画像をスマホのカメラで撮っておくか、画像としてキャプチャしておくという方法もありです!

少し話はそれますが、この認証キーのバックアップを忘れてしまうと、スマホを機種変した時にとても手間がかかることがあります。Binaceの場合、2FA認証のやり直しはそれほど手間ではないのですが、いまや2FA認証が当たり前となった時代、この認証キーのバックアップは必ずやるものだと認識しておくべきです。

わたしはMinerGateでちまちまマイニングもやっているのですが、MinerGateでは、2FA認証の認証キーはユーザーがすべて取ってあるものという前提のサービスなので、画面から2FA認証をやり直すことができません。以前に突然スマホが文鎮化した(壊れた)時に、この「Google Authenticator」の復旧をするのに、わざわざMinerGateのサポートに英語でメールを書くはめになりました…。皆さんも今回のBinanceのアカウント開設に限らず、この点を覚えておきましょう。

さて、話を元に戻します。認証キーのバックアップが完了したら、いよいよ最後のプロセスです。最初に設定したパスワードを入力し「Google Authenticator」の認証コードを入力します。

お疲れ様です。これで2FA認証の設定が完了しました!

2. APIキーを取得しよう!

さて、自前のプログラムで取引するためのAPIの発行をやってみましょう。APIキーの取得はとても簡単です。

2-1. APIキーの発行

上記のメニューから「API Management」を選択します。

「Google Authenticator」を起動して2FA認証しましょう。

承認メールが来るのを待ちます。恐らくすぐに受信できると思います。そのメールに「Confirm new API key」というボタンがありますのでクリックしてください。

おめでとうございます!これでAPIキーとシークレットキーが発行されました。ここまできたら、後はアカウントにBTCなど好きな仮想通貨を送金して、プログラムを書くだけです!